一 今日は最良の一日、今は無二の好機
倫理法人会
万人幸福の栞
１から１７か条までありますが
今日から順に解説をしていこうと思います
まだ一度読んだだけですので、内容が浅いかと思いますが
この企画を何度か繰り返し、自分の栄養に
していき
それを皆さんにもお伝え出来たら
いいなと思います
さて
それでは解説していきます
１ 今日は最良の一日、今は無二の好機
－－日々好日ーー
万人幸福の栞では、１７か条の後に必ず四字熟語がつきます
倫理の仲間同士の会話で利便性を高めるためかと
解釈しています
冒頭部分
「今日はまたとめぐって来ない。昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。今日のほかに人生はない。人の一生は、今日の連続である。」
「今日」というものをいろいろな方面から見ています
現在、過去、未来から「今日」という今を見る
ということですね
「昨日を悔い、明日を憂える人がある。これは、今日の影法師にびくついている人」
過去を思い出し悔しがったり、未来を心配したりする人がいる。これは、現在から見える心配ごとなどにびくびくしている様子だ
「今日一日、これは光明に輝き、希望にみちみちた、またなき良き日である。今日しなければ、何時その日が廻って来よう。今日をとりにがす人は、一生をとりにがす人である。」
現在という一日、これは大変まぶしく、希望に大いに満たされている素晴らしい一日である。今やらなければ、二度とその日は来ないだろう。今日を無駄に過ごす人は、一生をも無駄に過ごす人にちがいない
「時は金なり」と言う。しかし、金はとりかえせる。時は再び来ない
「気づいた時、気がるに、喜んでさっと処理する。」「気づくと同時に行う。」
————これは成功の秘訣、健康の秘法である。ズボラ者、ぐずつく人、これは皆
「今」をとりにがす人。光陰矢の如し。
「第一感を働かせよ。これは叡智である。あとで考えたのは堕落人間のばか知恵、気がついたら、毛髪一本のすき間もなく、ぐいとつかむ。ここに幸福の天地がまっている。」
物事の最初を大事にせよ。これは優れた知恵だ。あとで考えたのは悪い人の知恵だ。思いたったのならば、髪の毛一本ほどのすき間もないよう、しっかりと握りしめる。そういうところで幸せなのか、不幸なのか差がつく。
気がついても、いっこうに手を出さず、強情をつっぱって、なまけ心、心配性が面を出して、せっかくのチャンスを取りにがす。世の中には宝の山に入りながら、素手でぶらぶら引返す人が、どれだけあるであろうか。思い立つ日が最上吉日である。
